最近は、生活にノーマネーデーを取り入れてお金を貯めている人が増えているようです。ノーマネーデーを意識することによって、お金が貯まりやすくなる仕組みを生み出すことができるようになります。
ノーマネーデーってなに?
メリット・デメリットはあるの?
取り入れることでどれくらい節約できるの?
この記事ではこういった疑問を解決します◉
実際にわたしもノーマネーデーを取り入れており、この記事で家計簿も公開しています。ついつい浪費してしまう人は、ノーマネーデーを取り入れることで改善できるかもしれませんよ? ぜひ、この記事を読んで参考にしてみてくださいね。
ノーマネーデーとは?
ノーマネーデーとは、言葉通りお金をまったく使わない日のことを指します。
2020年、自粛期間の影響で家にいることが多くなり、お金を使う機会が減った人も多いのではないでしょうか。
わたし自身も、自粛前までは毎日お店でランチを食べていました。しかし、在宅勤務になって以降、3食とも自炊をするようになりました。
週1でまとめて食材を買うようになり、お金を使わない日が増えました。加えて、外食より自炊の方が安上がりなので、食費がかなり浮いて貯蓄に回すことに成功しました。
当然ですが、お金は使わなければ貯まっていきます。意識的にお金を使わない日(ノーマネーデー)を設けることで、節約意識を高めることができます。
実際にノーマネーデーを意識することによってメリットもあります。そちらについて解説していきますね。
ノーマネーデーを取り入れるメリット
結論、ノーマネーデーを取り入れることで、お金が貯まりやすくなるのが一番のメリットです。
それに加えて、ノーマネーデーを意識することで、生活の中でも恩恵を受けることができるので解説していきますね。
無駄遣いが減る
ついつい用もないのにコンビニ立ち寄ってお菓子などを買ってしまったり、自動販売機で毎日飲み物を買ったりした経験はありませんか?
こうした小さな出費も積もっていくと案外バカになりません。
例えば、平日5日間、仕事の時に100円の飲み物を買っていたとします。
働いている20日間×100円=2000円の出費になります。
ノーマネーデーを意識するようになれば、こうした細かい出費を抑えることができます。意識的になることで自制心が働いて無駄遣いを防いでくれますよ。
お金の管理が簡単
毎日お金を使うたびにレシートをチェックして家計簿をつけるのも大変かと思います。しかし、ノーマネーデーを導入することで、お金を使わない日は家計簿をつける必要がなくなります。
逆にお金を使う日には、計画的に必要なものだけをまとめ買いすることが多くなりました。本当に必要なのか考えるようになり、計画的にお金を使えるようになります。
使える時間が増える
お金を使う日が減るということは、その分使える時間が増えることを意味します。
例えば、毎日スーパーで食材を買って料理するよりも、1週間分の食材をまとめて買うことで買い物の回数を1回に減らすことができます。その浮いた時間でいろいろとできるようになります。
また、お金を使わなくても充実できることに気づくことができるかもしれません。運動してリフレッシュしたり、公園でボーッとしながら自分を見つめ直したり、いつもと違った時間の使い方もできるようになりますよ。
ノーマネーデーを取り入れるデメリット
デメリットに関しては、正直にいうとあまり言うことがありません。しかし、意識しすぎるとデメリットになりかねないこともあるので、そちらについて解説します。
意気込みすぎるとかえってストレスに
いきなり「週に4日はノーマネーデーにするぞ!」と慣れないうちに意気込んでしまうと、かえってストレスになりかねません。確かに意識的に取り入れるものではありますが、許容範囲外で実践すると我慢ばかりの生活で息苦しくなってしまう可能性があります。
なので、無理のないように取り入れて、慣れないうちは週1日からはじめてみるといいでしょう。生活パターンに慣れてきたら徐々に増やしていって、ノーマネーデーの効果を実感していってくださいね。
ノーマネーデーじゃない日に散財
ノーマネーデーじゃない日で、「今日はパーっとお金を使うぞ!」と日頃の我慢を発散させてしまう危険性もあります。
せっかくノーマネーデーで節約できたのに、お金を使う日に必要ないものまで買って散財してしまっては元も子もありません。
ノーマネーデーとセットで『必要なものだけを見抜いて買う』という力もつけることによって、より一層、お金が貯まりやすくなりますね。
ノーマネーデーは1ヶ月のうち何日間あればいい?
ノーマネーデーのメリット・デメリットがわかったところで、1ヶ月の間にどれくらい設けるのがいいのかも気になりますよね。
なので、最初は軽い気持ちで週1回から取り入れてみてもいいのではないでしょうか。とはいえ、ノーマネーデーが何日間でどれくらい節約できるのか、なかなかイメージしづらいですよね。
ということで、実際のわたしの家計簿でノーマネーデーと出費の関係性を比較してみました。
ノーマネーデーの日数と出費の比較
ノーマネーデーを取り入れることで、どれくらい節約できたのかを、実際に家計簿で比較してみます。それぞれ、ノーマネーデーが2日間、13日間、21日間あった月の家計簿を公開します。
ノーマネーデーが2日間の場合
2020年2月。ノーマネーデーがほとんどない時の出費です。
特に意識もしていないのに加えて、自粛期間の前で平日も外食でランチをしていたため、ほぼ毎日お金を使っていますね。
ノーマネーデーの日数 | 支出 |
2日間 | 7万7399円 |
ノーマネーデーが13日間の場合
2020年4月。わたしがノーマネーデーをしっかりと取り入れ出した月です。
上の家計簿と比較すると、約3万円も差が出てきていますね。
ノーマネーデーの日数 | 支出 |
13日間 | 4万7170円 |
ノーマネーデーが21日間の場合
2020年5月。3分の2がノーマネーデーの月がありました。ろくに外出もせず、お金を使う機会が減ったので、あからさまに支出も減っていますね。
この月から給料が入ったらPayPayに1万円チャージして、スーパーで買い物するようになりました。なので、はじまりに1万円と記載して、それ以降は家計簿をつけずに済んで楽になりました。
ノーマネーデーの日数 | 支出 |
21日間 | 2万6842円 |
結果:ノーマネーデーの日数と出費は反比例
わたしの月ごとの家計簿を見てもらえばわかる通り、ノーマネーデーが多ければ多いほど出費は減ります。だいたいノーマネーデー10日間で2万5000円くらい節約できることが判明しました。
ノーマネーデーの日数 |
支出 |
2日間 |
7万7399円 |
13日間 |
4万7170円 |
21日間 |
2万6842円 |
(※あくまでわたしの月の生活費で計算したものなので個人差があります)
まとめ
ノーマネーデーどうだったでしょうか?
おそらくノーマネーデーについて関心のある人は、貯金や節約に注力している人が多いのではないでしょうか。
なので、ノーマネーデーを継続する第一歩としては、「なんのために節約するのか」「どうして貯金をするのか」目的を明確にしましょう。
目的が明確になれば、モチベーションを保てるので、ノーマネーデーは続きやすくなります。その上で、毎月どれくらいお金を貯めたいのかを決めて家計簿をつけるようにしましょう。
ノーマネーデーを取り入れて賢くお金を貯める暮らしをしていきましょうね。
コメント