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【左利きが語る】左利きあるある! 右利きには理解されない苦悩を紹介

みなさんは『左利きの日』という記念日があることをご存知ですか?
8月13日、この記事を投稿した日がちょうど『左利きの日』なんです。

ちなみに、世界の約10%の人が左利きと言われています。全人類で半々の割合になってもおかしくないと思うのですが不思議なものです。左利きなだけで、まあまあレアな人種ではないでしょうか。

しかし、左利きの人にしか分からない悩みもあります。例えば、寿命が右利きの人と比べて10年短いとか……。

この記事では、そんな左利き特有の苦悩やあるあるをまとめました。

左利きの日ってなに?
左利きの日常の苦悩・あるある
左利きでよかったことはあるの?
こんな内容を、左利きで24年間この世の中を渡り歩いてきたわたしが解説していきます。

左利きの人はこれを見て「分かる〜〜」と共感してくれると嬉しいです。
右利きの人は記事を読んで、少しでも「左利きって地味に生活に苦労しているんだな……」ということを理解して、ちょっとだけ優しくしてくれたら嬉しいです。

左利きの日にこの記事を投稿することで、わたしも左利きの人のために、なにか貢献できることを願っています◉

目次

左利きの日とは

左利きの日(ひだりききのひ)は、左利きの生活環境の向上に向けた記念日である。1992年8月13日、イギリスにある「Left-Handers Club」により、右利き用だけでない誰もが安全に使える道具を各種メーカーに対して呼びかけることを目的に提唱・制定された。同日は提唱者の誕生日である。
日本では2月10日が「0210」を英語で「左」を意味する「レフト」と読めることから2月10日を「左利きの日」あるいは「左利きグッズの日」としている。これには8月13日が盆時期である為、日本に於いては記念活動等が困難である事が理由とされている。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

日本だと若干強引ではありますが、2月10日が左利きの日としているそうです。なお、世界的には8月13日が左利きの日に制定されています。

日々、苦労している左利きのための日が存在するなんて、なんだか嬉しいですよね。

左利きの苦悩

ここでは、わたしが今まで生きてきて感じてきた日常の苦悩について、いくつか紹介していきます。

正直に言って、右利きの人からすれば全く気にならないことだらけだと思います。

しかし、左利きの人たちはこんな地味なことにもストレスを抱えてしまっているのです。少しでも同情してくれれば、左利きの人も報われるでしょう。

駅の改札

左利きあるあるとして、割とよく話題に上がるのが『駅の改札』です。

右利きの方々にとっては「当たり前じゃない?」と思うかもしれませんが、電車の改札のタッチする所は右側です。つまり、右手の方がタッチしやすい構造になっているのです。

おそらく左利きの人は無意識のうちに左側にICカードを持っていることが
多いのではないでしょうか。左側のポケットからカードを取り出し、右手に持ち替えて改札を通る。

「わざわざ持ち替えるのがめんどくさい!」
こんなことをふと思う左利きの方も多いのではないでしょうか。

厄介レベル:★★★☆☆

ハサミ

左利きにとって厄介な道具の中でも代表的なのが『ハサミ』ですね。

左手でハサミを使うと、シンプルに全然紙が切れません。
もう、それ以外に言及することは特にないです。

厄介レベル:★★★★☆

おたま

それからファミレスのスープバーなどにある『おたま』。

左利きの人にスープを飲ませる気がないのだろうかと思わせるほど本当にたちが悪いです。わたしが個人的に一番嫌いなアイテムかもしれません。

意地になって左手のまま先の尖っていない方でスープを注ぐこともあります。笑決して屈したくないです。

厄介レベル:★★★★★

急須

急須』はデザイン的に、左利きの人には絶対使わせないという覚悟を感じます。

これには左利きのプライドをへし折られ、右手で使わざるを得ない設計なので全面降伏です。

厄介レベル:★★★★★

スポーツ用品

スポーツ用品』にも左利きの人は苦労させられています。

わたしは小・中学と野球部に所属していました。もちろん左投げです。
スポーツショップに左利き用のグローブが全然売っていないので探すのに苦労した記憶があります。

あと、学校のレンタルのグローブに左利き用がなかったため、守備の時に審判をやらされたのは今でも覚えています。そんな思い出もありました。

レンタルといえば、『ボウリング』も厄介です。
ボウリングの球は指をいれる穴が右利き用なので、左手で投げると穴がフィットしなくて後半になるにつれて指を負傷することも多々ありました。

厄介レベル:★★★★☆

楽器

スポーツ用品同様、左利き用の『楽器』も手に入りにくいです。

わたしは高校の時は軽音楽部に入部し、ギターを始めることにしました。
初心者だったのでギターを購入することから始めるのですが、地元の楽器屋には左利き用のギターは置いていませんでした。

楽器屋の聖地として有名な御茶ノ水にある、左利き楽器の専門店まで足を運び、そこで左利きのギターを手に入れました。

見つかったはいいものの、種類も少ないですし、生産数が少ないという理由で値段も右利き用と比べると1割ほど高くなっています。そんな高校時代の苦悩でした。

厄介レベル:★★☆☆☆

席の位置

左利きの人は『席の位置』をいちいち気にしています。

もちろん、箸も左手で使っているので、複数人でご飯に行く際は隣の人と
肘がぶつからないように一番左側に座るようにしています。

わたしの場合は、最近だと「左利きだから端っこ座ります!」と宣言しているのでそこまで気にしなくなりました。

しかし、ラーメン屋などのカウンター席はどうしようもないので、窮屈になりながら食べています。これは少しストレスですね。

厄介レベル:★★★☆☆

書き物

よく聞くかとは思いますが、左利きだと横書きの手紙を書くときに手が汚れます。まあ、これは縦書きだと右利きが汚れてしますのでお互い様ですね。

しかし、ここで最も物申したいことは『習字』です。

正直に言って、左利きで『とめ、はね、はらい』は難易度が高すぎです。
まして習字の授業があったのは小学生の時ですから、綺麗な字なんて書けるはずもありません。さすがにこれは絶望した記憶があります。

これは本当に左利き人生で最も苦労したかもしれないです。

厄介レベル:★★★★★★★★★★

それでもわたしは左利きでよかった

さて、いろいろな左利きの苦悩を紹介してきました。
少しは左利きの大変さを理解してくれましたでしょうか?

日々の細かい無意識なストレスが、冒頭にも書いた寿命にも影響しているとか。
いざ書き出してみると、普通に生活しているだけでハンデを背負ってる感がすごいですね。

 

しかし、それでもわたしは左利きでよかったと思っています。

普通に左手を使って生活してるだけで『天才型』『器用』『クリエイティブ』とか思われたり、『レフティ』『サウスポー』なんてカッコよく呼ばれたりして、決して悪い気分ではなかったですね。

あと、「親に利き手矯正はしなかったのか?」と聞いてみました。
すると、「はじめから左手をよく使って遊んでいたから、無理に右手を使わせることはしなかった」と答えてくれました。

無理やり苦手なことをさせるのではなく、得意なことをそのままさせてくれたからこそ、今のマイペースな性格ができあがったのかもしれません。

のびのびとストレスなく育ててくれた両親を恨むようなことはないです◉

左利きに優しくなりつつある世の中

最近では、両利き対応している商品も数多く開発されています。

先述したようなハサミやおたま、急須などに関しても、今はどちらの手でも使えるような設計になっている商品が販売されています。

なかでも、個人的に感動したのは、『左利き用の財布』が存在したことです。

左利きの人に対する思いやりが伝わり、思わず購入してしまいました。現在、わたしは左利き用の財布を愛用しています◉

このように、徐々に左利きが生きやすい世界になりつつあるので嬉しい限りです。また、左利きの人のことを考えてくれてる企業の努力に感謝ですね。

左利きの人に対して優しくしてくれて本当にありがとうございます!

まとめ

左利きの人が日常で抱えている苦悩、いかがだったでしょうか。
右利きの人は理解するのが難しいかもしれませんが、少しでも左利きの大変さを分かってくれるとありがたいです。

また、左利きの人のことを考慮したプロダクトも開発されており、優しい世界がそこにはあります。
苦悩だけでなく、そういった面にも注目してみるといいかもしれませんね。

わたしは、左利きの日にこの記事を書いている時、日々苦労している左利きの自分のことがさらに好きになりました。また、10人に1人はわたしと同じ悩みを抱えていると思うと、頑張れる気持ちになります。

左利きの人同士、いや、人類、みんなで支えあってこれからも生きていきましょう。ラブ&ピース!

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この記事を書いた人

1996年4月25日生まれ24才男性。都内某ITベンチャーに務める社会人2年目。営業職からメディア事業部に社内転職。
noteで毎日投稿3ヶ月継続、1万PV達成したのち、『YoU life blog』を開設。
生活に関する知識や考え方、ライフハック、ガジェット、ライフスタイルなどわたし自身が感じたことや実践してみて役に立った情報を中心に発信。

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