今や一家に一台あるのが当たり前になっているテレビ。テレビを見ながら生活する昔からの価値観が染み付いています。しかし、最近はインターネットの発達により、テレビがなくても面白いコンテンツを見ることができます。特に若者のテレビ離れという言葉があるように、家にテレビを置かない一人暮らしをしている若い方も少なくありません。
『一人暮らしにテレビは本当に必要なの?』
『テレビがないのって不便じゃない?』
『テレビをなくすとどんなメリットがあるの?』
この記事では一人暮らしにおいてテレビが必要なのか、テレビをなくした場合のメリット、どんな人は向いていないかなどの疑問を、テレビのない生活を半年以上続けているわたしが解説します。ぜひ、暮らしを豊かにするために役立てていただけると幸いです。
結論
家にテレビがなくても生活で困ったと感じたことはありませんでした。一人暮らしで必ずしもテレビが必要かと聞かれたら、わたしの答えは「ノー」ですね。
正確にいうと引っ越した際に実家から持ってきたので家にテレビはあるのですが、必要性を感じずに押入れに封印しました。なので、テレビは全く使用していない状態です。特にテレビがなくても不便と思ったことはありません。むしろテレビをなくしたことによる恩恵の方が大きかったです。
次は一人暮らしでテレビがない生活のメリットについて解説していきます。
わたしはデメリットは感じなかったのですが、テレビがない生活に向いていない人についてもお話していきますね。
一人暮らしでテレビをなくすメリット
やりたいことに時間を充てられる
観たい番組がなくてもテレビがついているとダラダラと眺める経験、一度はありませんか?
ついついテレビを垂れ流してぼーっと時間を過ごす人は多いと思います。わたしも実家に住んでいた時は、やらなければいけないことがあるのにも関わらず、テレビがついているリビングから中々抜け出すことができなかった経験があります。百歩譲って観たい番組ならいいのですが、特別観たいわけでなくてもついテレビを観てまうのが恐ろしいですね。
それに加えて、観たい番組だったとしても、途中でCMという時間を浪費するものがはさまります。1時間の番組だったとしても、10分ほどはCMが流れているので番組自体は実質50分しか観れていないのです。地味にCMが厄介な存在なのです。
しかし、テレビがない生活をすると、前述したような時間のロスを全てなくすことができます。テレビを観ない分の浮いた時間を自分のやりたいことに充てることができます。
また、テレビがないと音がなくなって家が静かになります。ものごとに集中できる空間を手にすることができ、生産的なことをするのには絶好の機会です。わたしはブログやnoteを書いたり、読書をしたりと実家のテレビがある空間にいる時よりも時間を有意義に使えるようになりました。
一人暮らしだと話す相手もいないので、テレビのない静かな空間に放り出されることでどう時間を使うかを考えるようになります。テレビを観ている時間はほとんどの場合、浪費なので得られるものはないでしょう。わたしは浮いた時間を読書やブログなどをして上手く活用したことで、暮らしが豊かになっていくのを実感することができました。
電気代の節約になる
家にテレビがなければ、その分の電気代の節約に繋がります。
テレビをつけると1時間あたりだいたい2円くらい電気代がかかるそうです。毎日朝に1時間、夜に3時間で1日に合計で4時間テレビをつけたとすると、1日にかかる電気代は約8円です。そうすると1ヶ月あたりで約240円(8円×30日)の電気代がかかります。省エネのテレビや、消している時の待機電力、1日の視聴時間の違いなどの状況で前後しますが、テレビを持っていることでかかる電気代は1年間で約2880円(240円×12ヶ月)です。
また、テレビのない生活を送ることで電気代に加えて、テレビ本体を買う金額も節約することができます。テレビが必要ないと思えば、引っ越しの際の家電の初期費用を抑えることに一役買うことができます。月々の電気代だけで考えると微々たる差かもしれませんが、「塵も積もれば山となる」です。こまめにテレビを消さなければならない、毎日の視聴時間を気にするなどのストレスがなくなるのにも繋がりますね。
情報感度を高めることができる
テレビでニュースや天気予報を観なくなったので、自ら調べて情報収集をするようになりました。自分が必要だと思った情報だけを入手することができるので、効率よく情報をインプットすることができます。今の時代、ネットやアプリにニュースのまとめサイトや天気予報があるので、簡単に情報収集をすることが可能です。
テレビだとどうしても自分に関係ない情報まで頭に入ってしまいます。例えば天気予報だと自分が住んでいない地方の天気、ニュースだと芸能人のスキャンダルや不倫など。この情報って本当に必要ですか?わたしは知らなくても生きていける自信があります。また、犯罪の報道や過剰なメディアの煽りなどで朝から悪いニュースを観てしまうとネガティブな気分にすらなってしまいます。
テレビがあるとこのような不要な情報まで流れているので、受動的に情報を取り入れる環境は無駄なエネルギーを使ってしまう危険性があります。
一方でテレビがない生活を送ると、能動的に情報を取りに行くしか方法がないです。結果的に自分の興味にある事柄の情報感度が高まります。多すぎる情報に振り回されるのではなく、本当に自分が必要だと思った情報を抽出した方がよっぽど人生の役に立ちます。
家からテレビをなくすことで、無駄な情報を削ぎ落として必要な情報だけを収集することができるメリットがあります。また、不要な情報に踊らされて無駄なエネルギーを使用することもなくなりますね。
一人暮らしでテレビがない生活に向いていない人
わたしはテレビがなくても何ひとつ不自由なことはありませんでしたが、向いていない人もいるかも?わたしなりに一人暮らしでテレビがない生活に向いていなさそうな人についても考えてみました。
寂しがり屋な人
一人暮らしだと話相手もおらず、テレビに頼ってしまいがちです。テレビの雑音がなくなって静かになるので、もしかしたら寂しがり屋の人はテレビのない生活に向いていないのかもしれません。
静寂に耐えられずに観たい番組がなくてもテレビをつける人も話を聞く限りけっこういるみたいなので、音楽を流してみたり、没頭できる趣味などが見つかれば案外静かな空間にも慣れるかもしれません。
テレビっ子
テレビのドラマやバラエティを観て育ってきたテレビっ子の人は、テレビがない生活に違和感を覚えるはずなので向いていないかもしれませんね。
しかし最近だと、ネットのサービスが充実しているのでドラマやバラエティなども配信されています。好きな時に昔の作品から最新の作品まで見放題だったりするので、ネットで観るのもアリかもしれませんよ?
TVゲームをよくする人
TVゲームをプレイする人はテレビがないと不便かもしれません。しかし、スマホやPCでもプレイできるゲームはたくさんありますし、モニターやプロジェクターがあれば解決することはできます。わたしはTVゲームもしないので分かりませんが、わざわざゲームをするためにモニターやプロジェクターを買うのは悩みどころではありますね。
まとめ
この記事では一人暮らしでテレビが必要なのか?テレビをなくすメリット、テレビがない生活に向いていない人を解説しました。
テレビをなくすメリット
・やりたいことに時間を充てられる
・電気代の節約になる
・情報感度を高めることができる
テレビがない生活に向いていない人
・寂しがり屋な人
・テレビっ子の人
・TVゲームをよくする人
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