しかし安心してください。結論から言うと、一人暮らしは様々な側面で成長することができるので、しておいて損することはないです。実際にわたしは大学生までは実家暮らしでしたが、社会人になってから自分で引っ越し費用を貯めて一人暮らしをスタートしました。そこで実家暮らしの頃と比べて圧倒的なメリットを感じたので、一人暮らしすることの魅力についてお伝えします。
一人暮らしにはどんなメリットがあるの?
一人暮らしするとどんな面で成長できるの?
この記事を読むと一人暮らしに関するこんな疑問が解決します。社会人から一人暮らしを始めたわたしが、一人暮らしを通じて成長できたと思う3つの側面について解説していきます。また、3つの側面でそれぞれ身についたスキルも併せて紹介していきます。これから一人暮らしを始めるか悩んでいる人の参考になれば幸いです。
一人暮らしを通じて成長できた3つの側面
わたしが実際に一人暮らしを始めてみて、大きく分けて3つの側面で成長できたと感じました。その3つの側面とは『金銭的側面での成長』、『生活的側面での成長』、『人間的側面での成長』の3つです。
では、それぞれの側面でどのように成長することができたのかについて解説していこうと思います。
金銭的側面での成長
まず1つ目は、『金銭的側面』での成長を実感しました。当然ですが一人暮らしになると、家賃や生活費、その他の出費をすべて自分で管理しなければなりません。赤字だと生活が破綻してしまうため自然と家計管理能力がつきました。
家計管理能力
一人暮らしになると自分の収入内で家賃、水道光熱費、通信費、食費、日用品費、娯楽費などの出費をすべて管理する必要があります。生活がかかっているので計画的にお金を利用しなければなりません。
そのおかげで学生の時よりもお金を無駄遣いすることもなくなりましたし、何にお金を使うべきなのかを見極めることもできるようになりました。大学時代のバイト代はすべて服代や飲み代に消えて貯金なんて1円もできなかった頃に比べると金銭面での成長を実感します。服も最低限しか購入することがなくなり、無駄な飲み会も避けるようになりました。その結果、一人暮らしをしていても貯金する余裕が生まれるほど、どこにお金を使うべきなのかを判断する目を養うことができました。
倹約スキルが身についたことによって、今のところ生活に困ったことはありません。家計の倹約術に関しては別の記事でも紹介するので今回は割愛します。
生活的側面での成長
2つ目は、『生活的側面』での成長を感じることができました。一人暮らしでは、良くも悪くも誰も何も文句を言われないです。ストレスフリーである反面、自分で生活を律して過ごさなければなりません。気軽に友人を家に招くことができますが、部屋が散らかっていても誰も片付けてくれる人はいません。
このように自由である一方で、すべて自己責任なのです。なので一人暮らしを通じて、自ずと規則的な生活習慣が身につくようになりました。
規則的な生活習慣
洗濯、炊事、掃除、自炊などの家事全般は一人暮らしだと、もちろん自分でやる必要があります。今までは親がやってくれていることがほとんどだと思うのですが、これらの家事がすべて自分に降りかかってきます。慣れるまではものすごく大変でしたが、慣れていくうちに習慣化されて身につくようになりました。
特にわたしは食生活に気を遣い、ほとんど自炊をして過ごしています。自炊をすることで節約にもなりますし、健康面でもしっかりと栄養を摂ることができます。また、こまめに掃除して綺麗な部屋を保つことも意識してます。自分の生活空間が汚くて気分が良い人はいないと思います。清潔な空間をキープすれば常に気持ちよく暮らすことができるので、毎日必ず5分間は掃除するようにしています。
生活習慣は自分を写す鏡だとわたしは思っています。一人暮らしで正しい生活習慣を身につけたおかげで、実家暮らしの頃よりも有意義に過ごすことができています。わたしも人間なので時々家事が嫌になることもありますが、一度習慣化してしまえばそこまで苦にはなりませんでした。一人暮らしを始めてからはより一層、自分を律して規則的な生活習慣が定着しました。
人間的側面での成長
最後はざっくりとした表現になってはしまいますが、『人間的側面』が成長できたと思っています。一人暮らしで生活的な自立を果たしたことによって、どうやって生きていくのかはすべて自分次第なのです。わたしは一人暮らしを通じて、自己投資の時間が増えました。また、親元を離れたことによって改めて両親への有り難みを感じました。主にこの2つの人間的側面での成長を実感することができました。
自己投資の時間が増える
わたしは一人暮らしを始めてから実家暮らしの時よりも時間を捻出することができ、その増えた時間を自己投資に充てて有効活用していました。
というのも、わたしが実家から会社に通勤していた頃は、片道で約1時間30分もかかっていました。往復で24時間のうちの3時間も通勤に充てていたことになります。しかし、一人暮らしを始めた今ではドア to ドアで片道30分です。その差は1日で2時間です。平日5日間で計算すると10時間の捻出に成功しています。この浮いた時間で運動や読書などをしたことにより、8キロのダイエットにも成功しましたし、知識のインプット量も大幅に増えました。
実家から会社に通っていた頃は、帰宅した時には既に21時を回っており仕事終わりで疲れているので、すぐに寝て次の日も早起きして出勤しての繰り返しでした。自己投資をする時間がほとんどなく、毎日疲弊して過ごしていました。
「通勤の電車で寝たり本読んだりすれば?」そう思うのもわかります。実際にわたしも実践していました。しかし、これは経験済みなので断言できるのですが、絶対に寝るなら自分のベッドの方が睡眠の質は良いですし、読書ならリラックスできる空間の方が集中できます。そもそも通勤ラッシュで座れる確率も低いですし、満員電車のストレス指数は戦場と同じと言われるほど高い空間なので、自己投資ををするのに向いていません。
わたしは一人暮らしを始めて時間が増えたからこそ、自己投資に回すことができて人間的に成長できたと感じています。
特に社会人になってからは本を読む時間が格段に増えました。社会人が読書をすべき理由も別の記事でまとめてあるので、こちらの記事を読んで参考にしてみてくださいね。
親への感謝の気持ち
一人暮らしを始めてから、改めていかに実家の環境が恵まれていたことに気づきました。実家だと食事も勝手に出てきますし、服も洗濯されて綺麗に畳まれた状態で戻ってきます。今だからこそ、どれだけ有り難いことかが身に沁みます。父は大黒柱として家計を支えている上に大学までわたしを育ててくれ、母は家事と仕事を両立してこなしていました。正直、両親には頭が上がりません。
独り立ちをしてから、ますます立派な人間になって親孝行しようと思うようになりました。こう思えるのも大人の人間として成長した証なのではないでしょうか。
まとめ
この記事では、一人暮らしを通じて成長できた3つの側面について解説しました。
コメント